名称: 株式会社吉川商会
所在地: 本社:愛知県清須市西枇杷島町
代表者: 代表取締役社長 吉川雅文
建築材料の販売。屋根材、外壁材、雨樋などを取り扱い、ワンタッチR屋根、スレコナルーフ、堅平葺など、数多くの独自の高付加価値商品を自社成型している。
<写真 designtimesp=29003>上:代表取締役社長 吉川雅文 氏
     左:本社外観
     左下:商品/たてひら・スッキリルーフ
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ギャップから感じたこと。
 当社では、屋根や外壁のパーツをコイルから形状にカットし、それぞれ加工を施し販売しています。接続・取付けがワンタッチできる独自の合接合技術(特許)を取り入れた商品を数多く販売しています。今では、ワンタッチ合接合と似たような商品が同業者にも広まっていますが、名古屋地区でワンタッチ合接合に加工する機械の保有台数はTOPなんですよ。

私は、大学卒業をして3年間仕入先で働いていました。前の会社は、オフコンでしたがシステム化されていて、受注後、受注伝票を発行し、出荷したら売上げるというような流れが出来ていました。

7年程前に当社へ営業部長として戻って来ました。その頃システムというシステムではなく、ただ売り上げて請求書を発行し、送ってるだけという感じで、大きなギャップを感じました。いつどこでいくらで売ったのか知りたくても、手書きで行われている為、前の伝票を1枚1枚めくって探す状態。在庫を知りたくても出荷するだけで在庫を減らしていない為、実際倉庫を歩いてみないと在庫が分からないのです。

仕入れに関してのシステム化は全くやっておらず、手書きの仕入先元帳のみの管理だったので請求書を見て書いたり(笑)、せっかく安く交渉しても、いくらで決めたと書いてないこともあって、高い金額で請求されても分からず、高いまま支払ってしまうことも度々ありました。
間違えて売上げる。
 手書きの伝票を書いて、上2枚は受領書と納品書で、3枚目はコンピュータ入力伝票、4枚目は控えにしていました。これだと大変間違えが多いんです。、手書きで商品を出荷、実際売上げる時はコンピュータ。そうすると、売上げしている時に、間違った品物の売上入力して売上げてしまう。そんなことが過去に何回もありましたね。今だったら、間違って受注入力したら、間違った物が届くようになってる訳だから、(笑)そういうミスがかなり減りましたよ。

検索キーワード「オフコン」
 とりあえずは、前の会社のようにシステム化したいというのがあり、システムをどこに頼んだらいいんだろうかといろいろと調べました。インターネットで「オフコン」と検索して、電算番頭を見つけました。カツデンさんの事例を見て、メールで問合せしたんです。

 今まで使っていたのは、ただ売上を打つだけ、請求書を出すだけの売上発行機みたいなオフコン。見れるのは得意先元帳だけで、それも印刷してファイル保管。その状況をシステム化する為、やりたいことをお話しました。 ケース単価、バラ単価の登録をしたい、いちいちファイルを探さず画面で確認したい、長さが1枚1枚違うので、長さ枚数、長さ枚数で入力出来るようにしたい、受注したら加工指示書を自動作成しとばせるようにしたい、etc.....
触りたくなかった。
 最初の1年間は、私がいろいろと業務に携わっていたので、ほとんどシステムに関わる時間が作れませんでした。自分で触り、分からないところや、使い方を聞かないといけないのは頭で理解していましたが、 1人で分からないものを触ってやる努力がなかった。 導入後、運用させる目的でSEさんが来てくれたのですが、SEさんと話しているうちに出荷基準、検収基準という言葉さえ分からず、電算番頭の流れが分からなかったので、これでは動かないということになってしまいました。

SEさんに基本的な操作指導・説明に週に1〜2回来てもらい、電算番頭の流れが理解できたのですが、マスタ作りが一向に進まず、SEさんに「マスタ作りに専念してください」と言われました。流れが理解でき、SEさんに来てもらってもしょうがないと思い、「来てもらわなくてもやります。」と言ったものの・・・なかなかマスタも作れず、触ることもままならなかった。またSEさんに毎週来てもらうようになっていました。私が触って覚えないことには、みんなに伝えられないし、とにかく電算番頭を理解して、実際の運用を考えて使わないといけない。そういう時間も・・・と言いますか、1人でやっていると分からないものに触りたくないという感じだったのです。
マスタが出来た!
 なかなか作れなかったマスタも、最後のお正月休み10日くらいで一気に作ることにしました。週末のような中途半端な時間では、全体が見えてこなかったのですが、10日くらいまとまった時間があると全体がやっと見え、マスタも完成しました。全体としてどうまとめるか、ある程度の時間が必要だったのです。 今までのマスタは体系的でなく覚えづらいものだったので、ほとんど使いませんでした。最初の3桁で大まかな分類というように、体系的でかなり分かり易いマスタになったように思います。

文字列は、検索する時に文字列順で表示されるので重要なんです。体系的であり、検索しやすいように作らなくてならなかったので本当に大変でした。一番心配していた50代の人でも使いこなしているんでマスタ作りは成功と言えるかもしれませんね。(笑)
結局、マスタが違うとイメージがわかなかったんでしょうね。自分のところで扱っているものでないと流れが分からなかった。作ったマスタが入ると、流れがわかり、電算番頭が今までと違って見えました。基本的な流れはどこの会社でもたいした違いはないが、電算番頭を使って実際の業務をどうするかが大事だと思う。電算番頭を入れて、どう使うのか、どう運用するのかが大事。
前の会社では、履歴が3ヶ月前までしか見れませんでしたが、電算番頭は、稼動から1年近い履歴が全部見れますね。毎日入出荷してるから、ある程度の数字は見れるようになりました。 電算番頭から簡単に抽出し、欲しいデータが見れるとご提案いただき、データネイチャーで分析をしています。以前は、得意先元帳で商品分類からあるメーカーの品物を探し、事務員さんが全部電卓で計算してました。今はデータネイチャーで商品分類をマスタ登録しているのでどこのお客さんが、あるメーカーの品物をいくら買ってるかすぐに数字が出てきます。はじめは、社員の方々に慣れてもらうのが大変でしたが、これで確実に粗利がとれるように会社が変化しました。
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